RFM分析

RFM分析とは、「Recency＝最終購入日」、「Frequency＝購入頻度」、「Monetary＝購入金額」の頭文字を取ったもので、これら３つの指標を用いて顧客をグループ分けしランク付けする分析法です。まずRecencyとは顧客が最後に購入したのはいつなのかを算出して最終購入日からの時間が最も短い顧客を高くランク付けします。次にFrequencyでは顧客が何回購入したのかを算出して最も回数が多い顧客を高くランク付けします。そしてMonetaryでは顧客の購入総額を算出して最も総額が高き顧客を高くランク付けします。例えば「FとMの値は高いがRの数値が低い」場合のRFM分析は「購入回数と総額は多いが最近の購入がないことから、競合他社に奪われ離反されている可能性がある」となり、離反対策の施策につなげることができ、効率的かつ効果的なマーケティング戦略の立案を行えることがポイントです。また、同様に顧客をグルーピングする代表的な分析法としてデシル分析があります。