USPとは、Unique Selling Propositionの略で、商品やサービスが持っている独自の強みを意味するマーケティング用語です。「自社が持つ独自の強み」と言い換えることもできますが、USPの場合は単なる強みの提示ではなく、「顧客に対して、自社だけが約束できる利益」を指します。顧客側からしても、あらゆる商品やサービスが溢れるなかから1つを選び出さなければいけない時、USPが明確で自分にとっての利益が理解できれば迷う必要がなくなります。
USPは、1960年代にアメリカのコピーライターであるロッサー・リーブス氏によって提唱され、50年以上経った今でも重要な概念として多くのマーケティング活動に活かされています。情報化社会が進み、あらゆる商品・サービスのコモディティ化が進む今の時代ではより一層大切な概念となっています。

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