R&Dとは、「Research & Development」の略で日本語でいうと「研究開発」になります。企業は自社の事業領域に関連した研究開発を行い、新たな知見や技術を得ることで新しいサービスを生み出します。
・R&Dの種類
R&Dには大きく分けて「基礎研究」「応用研究」「開発研究」の3つの種類があります。
・基礎研究
基礎研究とは、新たな科学的事実を発見し立証する研究です。
全ての研究の基となる研究ですが、この段階では企業のサービス開発に直結することはありません。いつ売上としての成果を得られるかわからないのが基礎研究です。
・応用研究
応用研究とは、基礎研究で立証された科学的事実に基づいて、特定の目標を定めて実用化可能性を確かめる研究です。
既に実用化されている方法について、新たな使い道を模索することも応用研究に含まれます。
・開発研究
開発研究とは、基礎研究・応用研究で得た科学的事実と、作り出された商品から得た知識から、新しいサービスを生み出す研究です。
市場ニーズに対して、新たな知見や技術を活かしてこれまでにない商品を作り出します。