ユーザーエクスペリエンスUser experience)とは、ユーザーが一つの製品やシステム、サービスを通じて得られる体験を意味しています。このユーザー体験を改善することで利用者にとって製品・サービスを向上させることを目的としています。日本の市場やテクノロジーの変化などにより人々のモチベーションは日々変化しています。それに伴いマーケティング活動が変化していく中で、ユーザーエクスペリエンスの重要性は高まっています。今までマーケティング活動はいいモノを作れば売れる時代、ニーズのある人にアプローチすれば売れる時代でした。しかし近年では顧客にとっての価値を提供することがやっと売上につながる時代へと変わってきています。このように、あらゆる情報を入手できる上に商品の差別化の要因が少ない今、人々は「使いやすい」「わかりやすい」といった「体験」を重要視するようになってきています。また、ユーザーが商品を選んで購入し、使用してから再び購入したいと思うまでの工程がユーザー体験=ユーザーエクスペリエンス(UX)と捉えられているのに対し、ユーザーインターフェース(UI)はユーザーと製品・サービスの接点つまりユーザーに見えて触れる全ての場所を指しています。アプリにおけるUXとしては、読み込み速度の速さ、入力フォームの手順やアプリ内の導線の分かりやすさ、興味深いグラフィックなどが挙げられ、一方、画面のデザイン、ボタン、遷移テキストなどがUIにあたります。

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